ジェニファー・コネリーが、アカデミー助演女優賞を受賞した『ビューティフル・マインド』の次に出演した秀作。重いヒューマン・ドラマである。
「家」を巡る人間たちの対立。移民の国アメリカならではの問題も絡めつつ、最後には予想もしない結末が。
元空軍大佐の亡命イラン人ベラーニを、ベン・キングスレーが演じている。どんな役柄も見事にこなしてしまう、凄い俳優だ。
コネリーとキングスレーの、神経がブちぎれそうな争いは、圧倒的でリアルだ。
それにしても、ベラーニとその家族は可哀想……あんまりじゃないか。
日本映画『仄暗い水の底から』のリメイクである。
ホラー映画だが、母と娘の人間ドラマでもある。
黒木瞳主演の日本版よりも、ジェニファー・コネリー主演のこちらの方が好きだ。
自分がコネリーのファンであり、黒木に興味が無いのも大きな理由ではあるが、ジェニファー・コネリーという女優の演技力の素晴らしさも大きい。アイドル的な扱いだったデビュー当時以降、やや不遇な時期を経験して、いまや押しも押されもしない名優となった。
ジャブジャブ、ビトビトと鬱陶しい水の演出が良い。
全編を通して、フィルムの黒色が緑がかっていて、それがとても効果的だ。

2001年、つくば科学万博記念公園にて行われた、野外コンサートのもようを収めたDVD。
「LIVE SOLAR RAY」は、コンサートに必要な電力のすべてを、太陽電池などの自然エネルギーのみでまかなう、画期的なイベントだったようだ。
ステージ上には、平沢たったひとり。
よどみなく動き、演奏し、歌う。ヘンテコな楽器がいくつか登場する。
ダイナモ等を利用して、自力で発電しながら演奏する楽器など、非常にコンセプチュアルで面白い。
しかしながら、ライヴ当日は天候に恵まれず、なかなか苦戦を強いられたことが映像から伝わってくる。予算も潤沢であったとは思われず、なおかつオーディエンスも、どう見ても100人くらい(?)しか居なく、ちょっと寂しさの漂うコンサートになっている。
ともかくアイディアを形にするパワーは凄い。
反骨精神とユーモアと音楽愛とカリスマ性。
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タワーレコード新宿店で偶然目に入って、買ってしまったCD。
澁澤龍彦の遺作『高丘親王航海記』を勝手に(?)音像化した作品らしい。
エクゾチックで不思議。BGMとしてマッタリかけとくのにいいかも。
しかし、ジョンとポールって…… (笑)ベタすぎて逆に清々しいような名前ですな。
なんとなく脱力なホームページはこちら↓
http://johntopaul.com/
(ファーストアルバムの『1秒=百万年』も面白そうだったので買ってみたが、アイディア倒れの感があり、イマイチだった)
異例な事だと思うが、一般の書店にも並んだ。
鎌倉の澁澤龍彦邸内部を撮影した、篠山紀信氏によるパノラマ写真は面白い。
澁澤没後20年を記念した、この展覧会を、埼玉県立近代美術館まで観に行ったのは4月29日(日曜日)。うららかな、気持ちのいい日だった。
入場者もまばらな展示会場を、ゆっくりと時間をかけて観て回った。あまりに面白すぎる内容に、なんと4時間ちかくも時間を忘れて見入ってしまった(会場を出る頃には、背中と腰が痛かった…それほど見入っていたのだ)。
学生時代から、その著作や翻訳の仕事に魅了されて来たが、このように改めてまとまった形でその業績の数々に触れ、澁澤宇宙に再び吸い込まれるような感覚をおぼえた。
5月のパシフィコ横浜ライヴにてお披露目された新曲「RESCUE」は、どこかで聴いた事があるような無いような、シブい曲。
(事実、ライヴ会場で自分の隣の席に座っていた男2人組は「なに、この曲?」「かっこいい…」「聴いた事ないよな?」「良いな」などと囁きあっていた)
10月公開のアニメ映画『EX MACHINA(エクスマキナ)』のテーマ曲だそうだが、それにしては地味な感じもするが……でもカッコいい曲だ。
HASYMOでもYMOでもHASでも何でもいいので、まだまだ老け込まずに活躍してほしい三人組だ。
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