フロッタージュやデカルコマニー、そしてコラージュなどを駆使して、人間の無意識にひそむ驚きの美をえぐり出した。
『百頭女』は、古い時代の銅版画のコラージュにより生み出された図版に、キャプションのような謎の文章を添付した、コラージュ小説だ。1929年に発表された。
小説と言っても、ストーリイを追うことは不可能で、意味不明である。
そのヴィジュアルセンスはゾクゾクするほど鮮烈で、美術学生の頃かなり影響を受けた。
こういうものを文庫化して販売してしまう、河出書房新社という出版社はエラい。
読めない小説(?)を誰が買うのか。………俺か (笑)


