観て、聴いて、読んで、体験したアイテムの感動ノート
タイタンの妖女/カート・ヴォネガット・ジュニア (著), 浅倉久志 (翻訳)
1959年に出版されたSF小説。

ハードSFだと思って読み進めていると、20〜30ページ読んだところで辛くなる。
なんども「もう止めよう」と思うが、「これはギャグなのだ」と気づいた頃に面白くなり始める。
ギャグといっても、横隔膜が痙攣するだけの安っぽいギャグではない。
ヴォネガットさん、よくこんなことを思いついたものだ。そして、魅力的な乾いた語り口でよくでっち上げたものだ。
壮大な叙事詩的なギャグである。
ただし、笑っている暇はない。