観て、聴いて、読んで、体験したアイテムの感動ノート
バッハ:ゴールドベルク変奏曲/セルゲイ・シェプキン(ピアノ)
1995年録音。

グールドの1955年盤からちょうど40年後に録音されたゴールドベルク。
いろんなレヴューで「グールドの呪縛からの脱出」とか、「全く新しい解釈による」とか、「絶対に外せない名盤」とか、絶賛されているので聴いてみた。

新しさを出そうとしてか、遊びすぎているような気がする。
テンポが安定しないというか、なんだか安心して聴いていられない。
無理にこんな演奏にすることは無いんじゃないの?という感じだが、これがこのピアニストの個性なのだろうから仕方ないのかも。

先日(4月20日)、NHK-BS2の『クラシックミステリー 名曲探偵アマデウス』という番組で「ゴールドベルク変奏曲」が取り上げられていた。
番組内でも解説されていたが、これは数学的な美しさを持つ特殊な楽曲なのだ。
本当に微妙な演奏のニュアンスの違いで、全く違ったものになる。
だから魅力的で、いろんな演奏を聴き比べてみたくなるのだけれど。