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Still / Tony Banks
トニー・バンクス1991年リリースのソロ・アルバム。

ポップで売れ線の曲が揃っていて、中には"The Gift"のような名曲(と、自分は思う)も入っているのに、このアルバムもまったく売れなかった。

作曲のパートナーに、ニック・カーショウ(ヴォーカルもやっている)を迎え、ゲスト・ヴォーカルに元マリリオンのフィッシュ他2名を迎えている。

ニック・カーショウとの共作は成功しているが、フィッシュのヴォーカルは個人的に好きじゃない。フィル・コリンズのヴォーカルに似過ぎていて、コリンズの偽物としてしか聞こえないのだ。
バンクスの作品でなければ、それでも良いのだが…他でもない、ジェネシスのトニー・バンクスなのだから、コリンズのそっくりさんヴォーカルを使うのは、マイナス効果だと思った。
バンクスは、自分の他の作品でもフィッシュをヴォーカルに起用しているので、どうやらお気に入りらしい。
もしかしたら、そういうデリカシーの無さが、売れない原因のひとつかも?

そういえばフィル・コリンズが脱退したジェネシスで、新ヴォーカリストに無名の新人レイ・ウィルソンをスカウトしたが、ウィルソンのヴォーカルは初代ヴォーカルのピーター・ガブリエルにどことなく似ていた。そして案の定、アルバム『コーリング・オール・ステーションズ』は売れなかった。

テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

Bankstatement / Tony Banks' Banks Statement
大御所バンド「ジェネシス」のサウンドの要、キーボーディストのトニー・バンクスのソロ・プロジェクト「バンクステートメント」が、1989年にリリースした唯一のアルバム。

メンバー構成は、男性と女性のヴォーカリストが1人づつと、バンクスを入れた3人。
全曲バンクスのオリジナルである。
選曲や構成も良く出来ていて、親しみやすい。
自分は結構好きなアルバムで、いまだに散歩しながら時々聴いたりするのだが、世間的には全く売れなかったし、無視され続けている可哀想な作品でもある。

トニー・バンクスは、この他にもソロアルバムやソロ・プロジェクト、映画音楽など結構やっているのだが、商業的な成功に恵まれない。
ジェネシスが『インヴィジブル・タッチ』で大成功して、フィル・コリンズもマイク・ラザフォード(マイク&ザ・メカニックス)もそれぞれ全米ナンバーワン・ヒットを飛ばす大活躍をしている中、満を持して発売されたはずのこのアルバムも、はたしてサッパリまったく売れなかった。それどころか、殆ど何処でも、話題にすら上らなかった。

意外にもメジャー志向の強いバンクスは、いつでも売れるものを作ろうとしているのに、どういうわけか売れない。出来たものが悪いわけではないし、売れてもおかしくないはずなのだが、プロモーションに問題があるのだろうか。
もうチョットくらい、評価されてもいいと思うのだが。

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