観て、聴いて、読んで、体験したアイテムの感動ノート
ブラームス:後期ピアノ曲集/ヴァレリー・アファナシエフ
1992年録音。

漂泊のピアニスト、アファナシエフのブラームス。
これは良い。
グールドの枯れた感じとも違う、もっと孤独な演奏だ。

テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

トランス/スティーヴ・キューン
1974年録音。

耽美的なピアノ。
よせては返す波のような、幻想的な「トランス」はキューンの代表作だそうな。
ジャック・ディジョネット(ドラム)のサポートも素晴らしい。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

サマータイム/ポール・デスモンド
1968年リリース。

アルト・サックス奏者ポール・デスモンドのリーダー・アルバムである。
「サマータイム」というタイトルだから夏に聴くのがいいというワケじゃないが、清涼感あるジャケットの印象もあって、夏場に聴きたくなるアルバムだ。
デスモンドのアルトは、なめらかでまったりとして、体と心にやさしい。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

仏像のひみつ/山本勉 (著)
2006年に発売された、初心者向け仏像ガイド本。

小学生でも読めるように、とても平易な書き方で、複雑な仏像世界の基本中の基本を解説している。
かわいいイラスト入りで読みやすいのだが、ちょっと説明不足な部分もアリ、ほんとうの初心者にとってはこれでもまだ、解りづらいと感じる部分もある。(説明をハショリ過ぎて、概念がつかめない…とか)
しかしなにせ複雑怪奇な仏像の世界であるから、こういう初心者向けガイド本が本屋の店頭に何種類も並んでいて、いろいろ見比べられる最近の状況はなかなか良いものだと思う。仏像ブームでもあるし。

ユー・キャント・ゴー・ホーム・アゲイン/チェット・ベイカー
1977年リリース。

70年代は時代背景もあって、暑苦しい演奏が多い。
このアルバムでも「エル・モロ」などドン・セベスキーのオーヴァーなアレンジで、やりすぎな感はある。

しかし「ユー・キャント・ゴー・ホーム・アゲイン」では、しっとりと落ち着いたアレンジにベイカーの枯れたトランペットが独特な味わいを生んでいて、聴かせる一曲になっている。

義歯で吹くトランペットは、ときおりプスプスと息漏れのような音を発して異様だが、叙情が琴線に触れると思わず涙が出る。後期ベイカーの名演の1つ。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

チェット・イズ・バック/チェット・ベイカー
1962年録音。

イタリア滞在中に麻薬で捕まったチェット・ベイカーが、一年半の拘留生活を終えて復帰した時に、現地イタリアで収録された1枚。
ベイカーの出所を心待ちにしていたイタリアのミュージシャンたちとのセッションは、それまでのベイカーにない、カラッとした明るさに満ちたハードパップ作品になっている。

ベイカーの歴史の中では節目の重要作とも言えるが、イタリアの名も無きジャズマンたちが「あこがれのチェット」を迎えてハリキリ過ぎていて、ちょっと暑苦しい。
ベイカー自身の演奏は極普通なのだが、周りの連中の鼻息が荒くて、ベイカーのアルバムとして満足度は高くない。

しかし当時、チェット・ベイカーのイタリアでの人気は絶大なものがあったことを如実に物語る1枚である。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

ブロークン・ウィング/チェット・ベイカー
1978年録音のライヴ。

ベイカー本人が、「自分のアルバムの中で最も好きなものはどれですか」と質問されて挙げたのがこのライヴ盤。
たしかに良い演奏で、アルバムタイトルにもなった「ブロークン・ウィング」は絶品。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽