観て、聴いて、読んで、体験したアイテムの感動ノート
長靴をはいた猫 (文庫)/シャルル・ペロー (著), 澁澤龍彦 (翻訳)
グリム兄弟よりも前の時代に書かれた、ペローの童話。
民話を題材にした、単純で荒削りなペローの童話は、口当たり良くアレンジされたグリム童話よりも、そっけなく残酷で、セクシャルである。

「赤ずきんちゃん」は、裸でベッドに入ったまま、オオカミにむしゃむしゃ食べられて終わり。通りがかりの猟師には助けてもらえない。
「長靴をはいた猫」も「サンドリヨン(シンデレラ)」も「眠れる森の美女」も、子供の頃に読んだ童話とはひと味違う。

こういう場合、澁澤龍彦の翻訳は、まさにうってつけな感じである。

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