観て、聴いて、読んで、体験したアイテムの感動ノート
類推の山/ルネ・ドーマル (著), 巖谷國士 (翻訳)
1940年代に書かれた、未完の冒険小説。
シュルレアリスム小説の傑作とされている。

なんとも不思議な感覚の物語だが、これからというところで作者のドーマルが亡くなっているので、尻切れとんぼに終わっている。
遺稿の中から発見された「覚書」が併録されているが、これを本編と併せて読むと面白い。

余談だが、この文庫本の表紙に使われているのは、ルネ・マグリットの絵画「ピレネーの城」である。マイク・オールドフィールドの『チューブラー・ベルズ』のアルバムジャケットは、この作品にインスパイアされているのは有名なエピソードだ。

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