観て、聴いて、読んで、体験したアイテムの感動ノート
トリック・オブ・ザ・テイル(紙ジャケット仕様) [Hybrid SACD] /ジェネシス
ピーター・ガブリエルが脱退し、ドラマーのフィル・コリンズがリードヴォーカルも兼任するようになったジェネシスが1976年にリリースしたアルバム。
プログレ色を残しながら、ポップな要素も加わった過渡期的な作品だが、次のアルバム『静寂の嵐』とともに、清々しい感動をよぶ名作だ(と思う)。
フィル・コリンズのヴォーカルは、まだ線が細く、いい意味で軽い。
それがこの時期の特徴で、バンドの音楽性にも合っていた。
スティーヴ・ハケットのギターも、この過渡期には重要な役割を果たしていた。

さて、これは2007年のリイシュー盤だ。(DVD付き)
輸入盤ではとっくに出回っていたが、国内盤がようやくリリースされた。
国内盤は、紙ジャケット仕様だ。

これは凄い。内容が。
まず、最新デジタルリマスターの効果は絶大で、しょぼしょぼだった前回の紙ジャケとは大違い。
それに加えて、全トラックがSACD(5.1チャンネル)とDVDオーディオ(5.1チャンネル)の両フォーマットで収録されているのがマニアック。
(ただ、マルチチャンネルの善し悪しについては賛否の分かれるところだろう。
ウチのシステムで聴くと、低域が異常に強調されて暑苦しく聴こえる。これは調整で緩和されるのかも知れないが、マルチチャンネルを快適に聴く調整はなかなか難しい。もっとお金をかければ上手く行くのかも知れないが。)

そしてなおかつ、DVDには、当時のPV3本、バンドメンバーへの最新インタビュー映像、そして貴重なライヴ映像がてんこ盛り。
4800円という価格は、最初高いと感じたが、この内容ならば文句は無い。
ただし、飽くまでもコアなファン向けである。

テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

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