グローバル・トロッターズとは、クラスターのローデリウス(レデリウス)とインターネット上で知り合ったアーティスト達(平沢進、小西健司、アルキミア、デイヴィッド・ビックレー、フェリックス・ジェイ)のユニット。
ネット上のデータのやりとりで作られたヴァーチャル・セッション・アルバムだ。
一応アンビエントだが、平沢進の息がかかると民謡とヨーデルをミックスしたような平沢節とも呼べる独特のヴォイスで、何処にいても一発でヒラサワ印になってしまうところが面白い。
しかしなんと言っても、このアルバムの主役はローデリウスなのだ。当時すでに64歳。参加者は全員、このパイオニアにリスペクトの念を送っていたに違いない。曲のデータとともに。
2007年現在、ローデリウスは現役バリバリで精力的に作品を作り発表し続けている。
こういう形式の作り方をしたアルバムを、2000年以前に発表したという事実が、大きな意味を持っているような気がする。


